お寿司
小さい頃はお刺身が生臭くて食べられず、家族で回転寿司に行ってもハンバーグや唐揚げばかり食べて魚系はあまり食べなかった。
魚系は食べてもエビやいくら程度で、あとはアイスやケーキなどたのんでいた。
幼少期ながらにも、自分にはお寿司は合っていない、周りと食べているものが違うと感じていたせいか店員に対して口頭で注文することが恥ずかしかった。
みんな魚系のお寿司を食べているのに自分だけ『ハンバーグ下さい!』と大きな声で言うのが恥ずかしかったのだ。
一度親父に、『勇気を振り絞って注文してごらん?』と言われたことがある。
恥ずかしい気持ちと、でも注文してみたいと言う気持ちが心の中で入り混じり、モジモジしていた。
すると若い店員のお兄さんが私が緊張しているのを見かねて、何も言わずにハンバーグを出してくれた。
ニッコリと笑いながら、『お魚さんもおいしいから食べてごらん?』って言われたのを覚えている。
お兄さんの優しさがまた恥ずかしさを倍増させてうまくお礼を言えなかったが、あの優しさと笑顔は今でも忘れない。でも今思えば絶対あいつバイトだった。偉そうに上から目線で話してきたけど絶対あいつバイトだった。次会ったらおしっこかける。。買ったばっかの車に芋で作ったハンコめっちゃ押す。
子供の頃は食べれなかったけど、大人になって食べれるようになったものってたくさんある。
ウニやセロリ、馬刺しなんかも食べれるようになった。小さい頃はシチューも食べられなかったが、今では毎朝頭から浴びている。
食べ物だけでなく、子供の頃はできなかったことが大人になってできると言うのはとても感慨深いものだ。成長を感じるとともにどこか寂しさも感じる。
【子供の頃はできなかったけど大人になってできるようになって良かったことランキング】
3位 食べ物の好き嫌いがなくなった
2位 大人に対して敬語を使えるようになった
1位 初代喰霊ボーナス中の左リール青7中段ビタ押し
小学生の頃、夏休みの宿題で自画像を描いてくるよう言われたことがあった。でも絵を描くセンスが全くなかったため何度描いても下手くそで、だんだん『あれ?俺絵が下手くそなんじゃなくて自分の顔が変なんじゃね?』と思ってまつ毛とかハサミで切ってた。
親にめっちゃ怒られた。
結局庭に置いてあったアロエの絵描いて提出した。
めっちゃ先生に怒られた。
全裸で手に持ったフライパンに向かって大声出すと反響して頭グワングワンして気絶すんの楽しすぎてやめらんない。