お片付け

 

服が綺麗にたためる人はカッコいいと。

 

私自身立ったままうまく服を畳むことができない。

小さい頃から親に服を綺麗にたたみなさいと口すっぱく言われてきたが大人になっても治らなかった。

むしろ口すっぱく言われている時点で何回も怒られているということだから小さい頃から治らなかったのである。

なので服をクローゼットにしまうというよりは、ハンガーで乾かしたまま干されているのを着ては干して、の繰り返しをしているのである。

 

だから服屋に買い物に来た時は大変だ。

服を広げて鏡でサイズを確認したあとうまくたためないために棚に戻せないのだ。

無理やり畳んで戻そうとしても汚く、お店にも迷惑がかかるのでさりげなく他人の買い物かごに入れることしかできないのだ。

 

何度も努力したことはある。

洗濯で乾いた服をクローゼットにしまうときに今日は綺麗に畳むぞ!頑張るぞ!

と意気込むものの、3分後には吐血して気絶していることがほとんどだ。

 

一方で女の人はなぜあんなに綺麗に服をたためるのか不思議だ。

私の経験上、女の子のクローゼットの中は綺麗に整頓されて畳まれていることが多い。これは偏見などではなく自分の経験上の話だ。

女の人がシャワーを浴びている間、クローゼットを開けて下着をチェックするよう心がけているが必ず綺麗に整頓されている。そしていい匂いがする。

小さい頃遊園地などで小さいボールがたくさんあるポールプールを見ると中に飛び込んでみたくなる衝動と同じように今すぐ飛び込みたくなる景色だ。

 

以前、部屋が散らかっている男性の方が女性の母性本能をくすぐるとのことで好感度が上がるといった内容の記事を見たことがある。

つまりその理論が正しければ部屋が汚い男子は女の子にモテると言うことだ。

 

私のイメージの女の子にモテる男の部屋というのは薄暗くソファーがありモダンテイストでコーヒーはインスタントではなく豆を引くタイプのものが置いてあり部屋は若干薄暗くお香の匂いが漂う薄暗い部屋だ。

 

しかしきっと今の時代そうではないのだ。部屋が汚く子供っぽいところが女の子の母性をくすぐるのなだ。

そう決めた私はこれからもご飯をこぼしながら食べることを決めた。

ゆびしゃぶりしながら寝ることを決めた。

明日からモテモテになるに違いない。

さらば今までの自分。

さらばもてなかった自分。

 

 

イケメン

 

 

女の子はなぜ自分はメンクイではないという点をアピールポイントとしているのか。

 

合コンや飲み会などで女の子に好きなタイプは?と聞くと9割の女性が顔以外の話をしてくるだろう。

あたかも自分は顔を重視してませんよと言わんばかりに。そしてその内容は俗に行く「イケメンに限る」内容に近い。

過去に聞いた話だと、優しい人、面白い人、包容力ある人、中には箸が綺麗にモテる人、手が綺麗な人と言う女性もいた。

ちなみに私は全て当てはまっているが全くモテない。合コンにいけば相手にされず工事現場のカラーコーンを見るような目で見られる。

 

そんな女性に「いや、絶対顔ありきの話じゃんそれ。」と突っ込めば必至になって顔は関係ないと言い張ってくる。

さらには隣いる友達に「えー!私全然メンクイじゃないよねー?!今までの彼氏もイケメンにいなかったしねー!むしろダメ男好きwww」と意味もなく数的優位を作り出そうとしてくる。

 

イケメン好きじゃないと言うのを誇らしげに言うことはプラスポイントになり得るのだろうか。

 

たしかに、私メンクイですー。イケメンにしか興味ありませーん。という女性はあまり好印象は持たないだろう。(Dカップ以上の女性を除く)

今までの彼氏が全員イケメンだったという女性に対してアプローチをかけるのは少し億劫だろう。(おっぱい大きい女性を除く)

だが一方で、もし付き合えれば自分は俗に言うイケメンであるという証明ができるというメリットはある。

逆を言えばメンクイじゃないと言い張る女に好かれたても俗に言うブサイクと思われているといっても過言でもない。

 

さらにいえば私メンクイなんだよねと言う女の逆をつき自分がイケメンであることの証明をするためのストラテジーを意識するために女の子のメンクイ発言を逆に捉えた自分のイケメンという証明のおちんちんである。

 

結局のところ、「好きなタイプは?」と聞かれた際になんと答えるのが正解なのだろうか。

昔一度聞かれた時に、ウケ狙いで「膝に爆弾抱えてる人」と答えたが、誰一人として笑わず静まり返ったあの空気をおもあああああああああああああああああああああああ

 

女の子のいい匂いの正体をつきとめるには人類にはまだ早い。

 

 

 

 

 

 

 

キャバクラ

 

なぜ男はキャバクラやスナックが好きなのかと。

 

可愛い女の子と会話をしながらお酒を飲む、且つ女の子が自分を褒めてくれるというポイントが依存性を生んでいるのだろう。

 

一方私はキャバクラもスナックも嫌いだ。

あんなところで金も時間も使うぐらいなら

自分の好きなことに時間を費やしたほうがましだ。

幸福感などなにもない。

ポップコーンの最後の底の方を一気に口に入れた時に硬い粒が一個もなかった時の方が幸福感は高い。

 

仕事や上司の付き合いなどで何度も行ったことがあるが、あの興味のないことに金も時間も費やし、終わった後の虚無感というのは測りしえないものがある。

例えていうなら全感覚神経をチクビに向け、手の感覚神経を遮断すれば自分でチクビを触っても誰かに触られているようで気持ちいいのではないかという実験を試して気づいたら夕方だったときの虚無感に似ている。

 

一度勇気を振り絞って会社の先輩に相談したこともある。

私「先輩、実は私、飲み会の後のキャバクラってすごく苦手で…なにが楽しいのかわからないんですよね…」と

 

すると先輩は

先輩「あぁわかるわかるww俺も全然好きじゃないよ。仕事の延長だと思って行ってるだけ。強制じゃないんだから嫌な時はうまく逃げなww助けてやっからww」

と言ってくれた。

 

なんて素晴らしい先輩なんだと思った。

そして嫌なのは自分だけではないのだ。みんな嫌なのを堪えて無理やりいってるんだ。みんな俺の気持ちと一緒なんだ!

と心の底から勇気をもらった。

 

 

そして翌週のスナックでマイクを股間に当てながら玉を横に揺らしてペチペチ音を立てている私の姿がそこにはあった。

先輩たちもみんな見向きもせず女の子とちちくり合っていた。

嫌な顔を隠して一生懸命だったあの私の姿は国民栄誉賞をもらってもいいレベルだった。

この世に信じれる人間はいないと悟った瞬間だった。

スナックのママさんに最後「頑張ったね…」とカントリーマアムのココア味をもらったあの時の気持ちは一生忘れない。

 

 

つまりなにが言いたいのかというと、

ああいう場は女の子に相手にされなくなった年代の人たちが気持ちよくなるために行くような場であって、私のように常に女の子が周りにいて、駅前を歩けば2億人ぐらいの女性に囲まれキルラキルのオープニングみたいになるような人は別にキャバクラなんか行かなくていいのだ。

 

 

 

 

最後に女の子とちゃんと話ししたのいつだろう…

 

 

 

 

 

 

 

アボガドとチーズ

ふとした時におもう。

女の子はなぜアボガドとチーズが好きなのだろうと。

ここまで女の子が満場一致で好きだという食べ物があるだろうか。

きっと私が「アボガドとチーズ好きな人ー!」と大声で叫べば、女の子の9割はヘッドスライディングして飛び込んでくるだろう。

そしてその勢いで「俺の腕枕で寝たい人ー!」と叫べば「散ッ!」といって四方八方に散っていくだろう。

 

調べてみると、一説によればアボガドとチーズは美容にいいという理由から女性に好まれるとの内容をみつけた。

たしかにビタミンなど豊富で美容効果も高いらしいが、それで綺麗になるなら世の中の女性みんな綺麗になっているわけだ。私にも彼女の一人ぐらいできてもおかしくないはずだ。みんな死ね。

 

私が疑問に思っているポイントはそこではない。

 

世の中には男と女の二つの性別しかない中で、なぜこうも女に好かれる食材があるのかというところなのだ。

たしかに男の中にもアボガドとチーズが好きな人は多いだろう。

たしかに私もアボガドとチーズは嫌いではない。

彼女の結婚の挨拶で両親に挨拶に行った際、座布団の代わりにアボガドが敷かれていたら迷わず座るだろう。

しまいには「アボガドだと足しびれないっすね笑」と一生懸命プラス思考に考えぬいた発言をするだろう。

 

逆に男の人全員が満場一致で好きだという食べ物はあるだろうか。

男は女性に比べてガッツリした食べ物が好きな傾向がある。

カレーやラーメン、焼肉、小学生の頃つくったヨモギ団子。

たくさんある中で、私が導き出した答え。

 

それは「にんにく」だ。

 

にんにくであれば男の人みんな大好きなのではないだろうか。

にんにくであれば世の中の男の人の99.89%好きだと断言してもいいとエヴァのリツコさんとミサトさんが言っていた。

 

にんにくを食べるためならば

たとえベットで長澤まさみ石原さとみがバスタオル一枚で待機していても飛び込まず、にんにくを食べにいくだろう。

たとえにんにくを食べるためならオーキド博士に好きなポケモンを選ぶがよいと言われ、モンスターボールをあけたらお弁当用の冷凍グラタンが入っていたとしても笑って許せるだろう。

 

たとえにんにくを食べるためなら好きな女の子との初デートでお寿司屋さんに行き、女の子が席に着くなり大声でアサリ汁を注文しても許せるだろう。

 

たとえにんにくを食べるためなら一度教室でサヨナラの挨拶をした相手と下駄箱で会ったとしても気まずくはないだろう。

 

 

つまりは女の子にとってのアボガドとチーズは男にとってのアボガドとチーズであり女の子もまたにんにくとアボガドとチーズは男の中でもにんにくとチーズであり女の子もまたチーズとにんにくはおちんちんなのだ。

 

 

そう結論づけて私は今日も寝るとしよう。

 

ちなみに私はそんなにアボガドは好きではない。